なぜ僕は消防士を辞めたのか

けん(元消防士)

「このままでいいのか」——
かつての私も、あなたと同じでした。

夜勤明け、スマホで「消防士 転職」と検索していた

はじめまして。119career運営者の「けん」、27歳です。

今はマーケティングの仕事で独立していますが、ほんの数年前まで、私はあなたと同じ現役の消防士でした。

当番明けの疲れた体でスマホを握り、「消防士 転職」「公務員 辞めたい」と何度も検索しては、ため息をついていた。

——そんな一人です。

18歳で飛び込んだ消防。それでも消えなかった違和感

私は18歳で消防に入り、5年間を消防士として過ごしました。

人の役に立てる仕事に誇りもあり、救助隊にいた頃は、正直、仕事そのものは楽しかった。

それでも心のどこかで、「このまま定年まで、本当にこの働き方でいいのか」という違和感が消えませんでした。

厳しい上司、濃い人間関係、変わらない毎日。
あなたにも、覚えのある感覚かもしれません。

在職中の副業。そして、無許可がもとで処分を受けた

その違和感を埋めようと、私は消防2年目から副業を始めました。もともと自分が得意としていた分野を活かして、オンラインで人に教える事業です。

もちろん、最初から上手くいったわけではありません。発信しても反応がゼロの日が続き、SNSやマーケティングを独学で学びながら、非番のたびに手を動かし続けました。

それでも少しずつ人が集まり始め、SNSからブログ、LINEへと導線を作っていく。半年、一年と地道に続けるなかで、ようやく本業の収入に迫るところまで伸ばすことができました。

ただ——いま振り返ると、これは、たまたま自分に「すでに詳しい得意分野」があったから成り立っただけでした。マーケティングの実力そのものは、まだまだ未熟だった。それを嫌というほど思い知るのは、もう少し先のことです。

でも、私は順番を間違えていました。所属にきちんと許可を取らないまま、事業を続けてしまったんです。

そんなある日、私がつい口を滑らせてしまったことから、どこかのルートで職場に知られてしまい、私は処分を受けました。

ただ、誤解のないようにお伝えします。これで消防を辞めさせられたわけではありません。

処分は受けましたが、その後も1年ほど、私は消防士として働き続けました。

退職を決めた、本当の理由

「子どもに胸を張れる働き方をしたい」。
それは、ずっと心の中にあった想いでした。

でも、最後に私の背中を押した決定的な理由は、別のところにあります。

この狭い環境にとどまるのではなく、もっといろんな世界を知りたい。自分の可能性を、もっと広げたい。

その強い気持ちでした。

安定を手放す怖さは当然ありました。それでも私は、その一歩を踏み出すことにしました。

挫折:独立して半年、まったく稼げなかった

意気揚々とフリーランスとして独立した私を待っていたのは、厳しい現実でした。

案件の取り方も、どう営業すればいいのかも分からない。

そして何より——実際に業界に飛び込んで、思い知らされました。

消防士時代に「自分はそこそこできる」と思っていたレベルが、世間ではまるで通用しなかった。

学んだつもりのデザインもSNSも、プロの世界では全然足りていなかったんです。

おまけに私は人前で話すのが下手で、営業で案件を取るのが本当に苦手でした。請求書の書き方すら知らない始末。

最初の半年は、まったく稼げませんでした。

わずかに入った売上も、その多くが税金で消え、ついには税金を払えず滞納してしまったことも。

そんな私を支えてくれたのが、当時の彼女——今の妻です。税金を立て替えてもらったことさえありました。

今思えば、本当に恥ずかしい話です。

再起:すべてを「LINEマーケティング」一本に絞った

どん底で気づいたのは、「あれもこれも中途半端だから、何ひとつ通用しないんだ」ということ。

私は腹をくくり、武器を「LINEマーケティング」一本に絞りました。

お金なんてありません。それでも、なけなしの約40万円を自己投資して、本気で学び始めました。

わざわざ東京まで足を運び、その道の講師に直接会いに行ったこともあります。

生活も苦しいなか、必死に食らいついた。

そうしてようやく、「これが自分の強みだ」と胸を張れる専門スキルを、一つ手にすることができたんです。

もう一度、会社員に戻るという選択

その専門性を土台に、今度はもっと幅広く業界の経験を積みたいと思い、マーケティング会社に約3年間、就職しました。

独立して失敗した人間が、また会社員に戻る——情けなさもありました。

でも、この3年が、私にマーケティングスキルの土台をくれた。

そして何より大きかったのは、目の前の作業だけでなく、ビジネスを「全体で見る力」が身についたことです。

消防の専門スキルがそのまま通用したわけではありませんが、「どんな環境でも泥臭くやり切る根性」だけは、確かに生きました。

24歳、子どもが生まれた

マーケティング会社で働いていた24歳のとき、私に子どもが生まれました。

守るべき存在ができたことで、「もう中途半端な生き方はできない」という覚悟が、自分の中で固まっていきました。

そして今、遠回りの先にたどり着いた働き方

今、私は独立し、自分の意思で仕事を選べるようになりました。

場所や時間に縛られず、家族との時間も大切にしながら働いています。

さらに、人材会社のメンバーとしてマーケティングの戦略・戦術も担当し、人の採用やキャリアにも当事者として関わっています。

夜勤明けに「このままでいいのか」とため息をついていた、あの頃の自分からは——
想像もできなかった景色です。

安定を手放す怖さの、その先に、こんな働き方が待っていました。

遠回りはしたけれど、私はようやく、「自分で選び、胸を張れる働き方」にたどり着けたんです。

だから、119careerを作りました

遠回りの末に思うのは、「現役時代の自分が、こんな情報と相談相手を、心から欲しかった」ということ。

元消防士という当事者性に加えて、今はマーケティングと人材(採用・キャリア)の現場にも身を置いています。

だからこそ、あなたの転職・副業に、感情論ではなく現実的な視点でお応えできます。

そして約束します。
「安定を捨てて独立しろ」とは絶対に言いません。

辞めるのも、残るのも、副業で変えるのも、全部アリです。

私がやりたいのは、あなたが「自分に合った働き方」を、自分で納得して選べるようにすること。

あなたを、一人にはしません

もしあなたが今、「このままでいいのか」と迷っているなら——その気持ちは、決しておかしなものではありません。

そして、一人で抱える必要もありません。

消防士・公務員に特化したキャリア相談を、公式LINEで無料で受け付けています。

「まだ何も決めていないけど、話だけ聞いてみたい」——それで十分です。

私の遠回りが、あなたの近道になればうれしいです。

公式LINEで無料相談する

SNSでも発信しています

日々のキャリア・副業・転職のヒントは、InstagramとTikTokでも発信中です。
▶ Instagram:@kken_work
▶ TikTok:@kken_work

運営:119career(株式会社MIKATA)/発信名義:けん(鹿毛健太郎)/お問い合わせ:k.kage@mikata-co.jp

タイトルとURLをコピーしました